催眠とは
催眠は、自分以外の誰かに誘導され特殊な意識状態の中、他者の意のままにあやつられると思われがちです。
しかし、催眠は誰にとっても自然で日常的なものです。これはあまり知られていないことですが、私たちは無意識のうちに日に12回程度は、催眠状態を体験しています。
自分の内側に意識を向け外からの刺激に鈍感になっているときには常に催眠と呼ばれる状態になっています。
このときの脳波はα(アルファ)波を示しており、まるで白昼夢を見ているようなとてもリラックスした状態です。
リラックス状態が更に深くなると、脳波はθ(シータ)波、δ(デルタ)波と進み、催眠から睡眠状態になります。
睡眠は異質の状態で意識はきちんとあります。
催眠中に様々な暗示を与えられても、その暗示を受け入れるかどうかは、個人的道徳観念などによって自分で決めることができます。
ですから、自分以外の誰かに意のままにあやつられることはありません。
暗示とは
「曇り空を見ると悲しくなる」「また失敗してしまうかもしれない」「あの人の顔を見ると気分が悪くなる」
日々、知らず知らずのうちに口にしているこれらの言葉は、「自己完結的な予言」と言えます。
どの言葉にも否定的暗示が含まれており、口にする度に潜在意識の記憶に刷り込まれ、暗示したとおりに行動し、現実となります。
私たちは、この世に生を受けた時から毎瞬、毎舜、暗示を聞かされて育ちます。
いつしか、それが習慣や観念、信念を作り上げていきます。
子供の頃に快、不快を問わず強い感情を伴って記憶され、刷り込まれた習慣や観念や信念は、大人になってから、良くも悪くも行動に表れます。
自分が生きていくうえで好ましくない感情に悩まされたり、何事にもネガティブに考えがちであったり、
生体に悪影響を及ばす嗜好であったりします。
年齢退行催眠
現在、自分が抱えている問題や負の感情の原因や思いはどこからきたのか
年齢を遡って過去の出来事を探っていきます。
ハイヤーセルフ
私たちの中には「次元の高い霊的な自分自身」とも呼ばれる真の喜びや愛、
人を許すという神仏的な心が存在します。
ハイヤーセルフは、自分がこの世にどんな意味をもって存在しているのか、
大きな意図や目的を知っているとも言われています。
自分にとって一番の味方であり、内なるパワーの源です。
自分のハイヤーセルフを感じることは、生きる力を増幅させます。
前世療法
※前世については賛否両論あり科学的な証明もされていません。
人は何度も生まれ変わっていると言う説があります。
年齢退行を更に遡って前世の記憶を呼び起こします。
前世での体験が原因でトラウマになっていることや現世での人生の目的を探っていきます。
年齢退行催眠
私たちは大人になっても自分の心の中には、
インナーチャイルドという内なる子供が住んでいます。
インナーチャイルドを開放して伸び伸びと自由にすることで、子供の時に受けた傷が癒され、
大人の自分とインナーチャイルドが向き合い上手にバランスをとることができます。
サブパーソナリティー
副人格と呼ばれ、私たちのあらゆるコンプレックス達です。
コンプレックスというと、悪い意味に考えがちですが、実はサブパーソナリティー達は、私たちがトラブルなくスムーズに社会生活が送れるように私たちを守るために存在しています。
しかし、度が過ぎると守ろうとするばかりに、
人間関係あるいは社会生活に支障をきたすことがあります。
そんなサブパーソナリティーと自分が向き合い話し合い、丁度いい具合に折り合いをつけていくことで余計な制約や気遣いを取り去っていきます。